Tisch Photography

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Tisch Photography

TISCH 東京藝術大学美術学部芸術学科卒、美学専攻。 T・アドルノの『美の理論』に依拠し、資本主義批判を研究する。日本デザインセンターでの契約アシスタントを経て、広告写真技法を学ぶ。2005年よりTISCH名義で活動、VOGUE、Harper’s BAZAAR、ELLE、Madame Figaro, SPUR誌と主に仕事をする。近年は映像の分野にも着手、2018年にはMIKIMOTOの125周年プロジェクトとして真珠生成の過程のドキュメンタリーを写真、映像共に記録しPen Internationl誌に上梓。コマーシャルワークの一方、2012年には、パリにアトリエを構え、東京との往復を繰り返しながら商業写真から離れた個人的な作品を制作し始める。 35mm白黒フィルムでのドキュメンタリー的な手法により、市井の人々を記録。何気ない日常の偶発的な瞬間を羅列することで、 人の営みを客観化、記号化していくこと、そこから組み上がる世界の位相を理解しようとする試みである。ドローイングは直感性、 偶発性の点で撮影行為に近似するものとして、この頃から描くようになる。2020年には自身初となる写真集を発表予定。

tisch@takahashi-office.co.jp Instagram